ページの先頭へ

会長挨拶

  1. ホーム
  2. 会長挨拶

令和5年度 京都府理学療法士会

 

一般社団法人京都府理学療法士会

会長 麻田 博之

 

 皆様、平素は京都府理学療法士会の運営に際しまして、格別のご理解とご協力を賜りありがとうございます。2018年定時総会にて会長職に就いてから5年が経過いたしました。2019年総会時には長期的なビジョンとして下記の項目に力を注ぐことを示しました。

1. 京都府内二次医療圏を基に支部化し、情報共有や研修を通じて顔の見える組織再編を行い、将来的には現事業を支部へ移行していく
2. 新・生涯学習プログラムに沿った学術局運営の再考
3.エスカレーターマナーアップに関する取り組み
4.京都府リハビリテーション三療法士会協議会など他団体等の協調・協働
5.理学療法士連盟との連携

以上を掲げて進めた事業も、2020年3月からの新型コロナウイルス感染症の拡大による、緊急事態宣言から長い感染下の活動となりました。この間準備をギリギリまで進めていた近畿理学療法学術大会(京都)、創設50周年事業は、軒並み中止となりました。その中でも、web環境の整備や事業の工夫により2020年の前半の事業以外は順次遂行することができました。改めて、この間様々な分野で取り組んでこられた皆様の、努力と使命感に敬意を表するとともに感謝の意を伝えたいと思います。

 さて、2023年5月に新型コロナウイルス感染症は、2類から5類に移行し、感染下の日常から解放されたように思われますが、3年前に戻ることは無いと思っています。この間に得たものも多くあり、社会情勢も元に戻るものではありません。過去を貴重な経験としてエネルギーに変え、事業運営の方向性を出す必要があると考えています。その一つとして、会員数の実質的な減少傾向があります。会費徴収システムや休会システムの変更などが引き金となりましたが、年間約200名の新入会員がありながら、休会や退会数が同数となり会員数が増えていかない現象となっています。日本理学療法士協会の施策に頼るばかりでない、京都府における会員在籍の魅力を持てる事業遂行を、今後最大の課題と考え取り組んでいく所存です。

 今後、地域局における支部活動も益々盛んに進んでいきます。理学療法士会に所属していることを身近に感じることのできる、職場に影響力のある、直結した士会事業を担っていけるよう、頑張っていきますので、皆様よろしくお願い致します。